上映 「 鉛筆部隊と特攻隊 」

学童疎開した代沢国民学校生徒と特攻隊員の交流を描いた舞台

太平洋戦争末期、当時空襲が激しくなった世田谷区下北沢辺りにある代沢国民学校の学童は
現在の長野県松本市の浅間温泉から響福寺に疎開。

引率した先生は子供たちに両親へ激励の手紙を書くように指示し、生徒達を「 鉛筆部隊 」と
名づけ、「 鉛筆部隊 」の宿泊していた近くには陸軍の若きパイロット達も身を寄せ合っていました。

彼らは「陸軍松本飛行場」に特攻の訓練で着任した、武剋隊15名と武揚隊7名。
松本飛行場は、代沢国民学校の学徒が勤労奉仕で働いていました。

そのうちの6名の隊員達と「鉛筆部隊」の学童達は、年齢もそう離れていない事から交流をはじめます。

しかし運命の時は訪れ、武剋隊に続き武揚隊も後を追って散って行きました。
学童達は歌を歌って旅たつ前の「武揚隊」を見送った。

のちに「鉛筆部隊」の子供達は、「武揚隊」隊員の残した手紙により
武剋隊と武揚隊の任務が「特攻」だった事を知り …

2019年5月19日に開演された舞台「 鉛筆舞台と特攻隊 」　カマボコ兵舎内でスクリーン上映

～戦争伝承への新たな試み～　♺　つなぐ

「 鉛筆舞台と特攻隊 」16:00 ～ 上映開始　@ カマボコ兵舎内